また映画ですみません『冬冬の夏休み』 [映画・音楽]
(2)その日帰宅してこのDVD観たのでした。30年くらい前(そんな前かァ)に、立て続けに日本でも公開された候孝賢(ホウ・シャオシェン)の初期の作品です。
(3・4)青い普通列車に乗って、祖父の住む田舎町にやってきた、台北のサラリ-マン家庭育ちの小学生の兄妹。2人が遭遇する夏休みの出来事を、グラフィティ的に描いていますが、この監督の作品らしく鉄道はそこそこ頻繁に登場します。(5)
(3・4)青い普通列車に乗って、祖父の住む田舎町にやってきた、台北のサラリ-マン家庭育ちの小学生の兄妹。2人が遭遇する夏休みの出来事を、グラフィティ的に描いていますが、この監督の作品らしく鉄道はそこそこ頻繁に登場します。(5)
舞台になってるのは縦貫線の山線区間、銅鑼駅(地図参照)のあたり~(6・7)都会からやって来た主人公が、地元の悪がき軍団と接点を持つこのシーンも銅鑼駅前のロータリーなんですね。
(8)主人公の祖父の家も、線路からすぐのところにあります。日本の地方の町にあった医院そのものの建物もいいんですよね。
(9・10)Chitetsuさんに模型にして欲しいようなたたずまいです。
(11・12)
家の中も、まるで昭和の日本、Cedarのガキ時分を観てるようです~今の台湾にはこんな日本家屋が残ってるんでしょうか?
台鉄のこのあたり、今はずいぶん線路も改良されて複線区間がほとんどですが、映画のころは(→後にCedarが乗ったころも)はほとんど単線です。(13)集落や田んぼの中を貫く線路には、本線とはいえ柵など無く、映画のように子供たちや村人の通路になっていましたね。(14)こんな線路を、自強号が無造作に120kmくらいでかっ飛んでましたねえ。(15)映画の舞台は地図の赤丸あたり~右上にチラッと見えてるのは内湾線、この映画の前作『在那河畔青草青』という映画に、カウキャッチャー付きの青いDCが印象的に登場します。
(16・17)
更に、Cedar的候さんベストワン作品『恋々風塵』で、今や日本人観光客にも有名な平渓線の沿線風景に魅せられてしまったのがCedarの台湾映画に嵌まったきっかけでした~
(18・19)この映画のことは、以前ブログの記事にもしています。
(8)主人公の祖父の家も、線路からすぐのところにあります。日本の地方の町にあった医院そのものの建物もいいんですよね。
(9・10)Chitetsuさんに模型にして欲しいようなたたずまいです。
(11・12)
家の中も、まるで昭和の日本、Cedarのガキ時分を観てるようです~今の台湾にはこんな日本家屋が残ってるんでしょうか?
台鉄のこのあたり、今はずいぶん線路も改良されて複線区間がほとんどですが、映画のころは(→後にCedarが乗ったころも)はほとんど単線です。(13)集落や田んぼの中を貫く線路には、本線とはいえ柵など無く、映画のように子供たちや村人の通路になっていましたね。(14)こんな線路を、自強号が無造作に120kmくらいでかっ飛んでましたねえ。(15)映画の舞台は地図の赤丸あたり~右上にチラッと見えてるのは内湾線、この映画の前作『在那河畔青草青』という映画に、カウキャッチャー付きの青いDCが印象的に登場します。
(16・17)
更に、Cedar的候さんベストワン作品『恋々風塵』で、今や日本人観光客にも有名な平渓線の沿線風景に魅せられてしまったのがCedarの台湾映画に嵌まったきっかけでした~
(18・19)この映画のことは、以前ブログの記事にもしています。
候監督とはのちに仕事で接点が出来て、台湾や東京で何度かご一緒しましたが、そのときに『なぜ頻繁に鉄道を登場させるのか?』と恐る恐る聞いてみました。(20)『都会と田舎の時間、空間を繋いでる感じが好き』とか『人々の暮らしの後ろに、坦々と走ってるのがいい』みたいなことを仰ってましたが、Cedarがお電車好きな理由と近いし、映画に出てくる鉄道の描き方として魅力的ですね。(21)~なんの何形が出てくる、なんてのも鉄ヲタ的にはもちろんありですが、監督はもちろん特に鉄じゃないです・・・・(22)
てなわけで、冬冬とその仲間の子供たちの、遊びの背景に登場する高鉄開通以前の台鉄の姿がゆったりした物語の中で見られます。
(23・24)この客車、Cedarもずいぶんお世話になりましたが、当然今は引退してるんでしょうね。
ま、お話は台湾版『スタンド・バイ・ミー』というか~そんなものです。
(25・26)お話の説明はいつも通りしませんし、興味持たれたらDVDも出回っていますのでご覧ください。
(27・28)あまり肩肘張らずに、台湾の田舎の景色と鉄景色を楽しむ、そんな映画ですね。
(23・24)この客車、Cedarもずいぶんお世話になりましたが、当然今は引退してるんでしょうね。
ま、お話は台湾版『スタンド・バイ・ミー』というか~そんなものです。
(25・26)お話の説明はいつも通りしませんし、興味持たれたらDVDも出回っていますのでご覧ください。
(27・28)あまり肩肘張らずに、台湾の田舎の景色と鉄景色を楽しむ、そんな映画ですね。
てなわけで?来年にかけて、これからジワジワと台湾気分を盛り上げて行きたいと思います~え?なんでまた?そのわけは追い追い・・・
ではまた。
2018-12-25 00:39
nice!(19)
コメント(8)
★hanamura様
★ひでほ様
★xml_xsl様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2018-12-25 10:10)
先般はお疲れ様でした。
風邪は治りましたでしょうか?
台湾のひと時代前の風景,良いですね〜。
青い客車は自分は一回乗ったきり。
きっと見る機会はあっても、もう乗れないのかなあって思っています。
by Chitetsu (2018-12-25 11:05)
◾︎Chitetsu様
お疲れでござんした。風邪はしつこくクリスマス超えです。この映画の台鉄は昭和3〜40年代の日本の鉄道風景が広がって、堪らなく魅力的でした。一度だけ、高雄から台北まて、縦貫線を青い普快車を乗り継いで旅しました。
★myossy様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2018-12-25 12:21)
3番、23番の車内風景、転換式クロスシートは、昔の名鉄によくあったようなのを思い出しました。一方、横顔をみるとその車体の色、国鉄のナハ10だったか、地方の幹線でもよく見かけた客車のような感じに見えて、ちょっとミスマッチのようにも思えたのは、気のせいなのでしょうか。
「平溪線」は、江ノ電と「姉妹路線」になっていて、江ノ電の駅の広告に出ていたのは、前に書き込んだことがありましたが、今でも続いているのでしょうか。
15番の写真の路線図を見ると、大山(東武東上線と指宿枕崎線)、日南(日南線)、富貴(名鉄河和線)など、日本国内にある駅と同じものがいくつか見つかります。この話題は、4年ほど前に新聞の広告に出ていて、私が頻繁に出入りしている「地理ネタ」サイトでも、取り上げたことがありました。(↓)
https://uub.jp/frm/search.cgi?KJN=1&DMY=%81@&KJNS=85241&ORDR=NON&TITLE=&KIX=1
by 伊豆之国 (2018-12-25 22:50)
▪️伊豆之国様
3、23の青い客車のシートは回転クロスで、スハ44を17mにしたような車両でした。台湾には日本時代からの駅名は結構残ってますね。
★ぷっぷく様
★モボ様
★nd502様
★八犬伝様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2018-12-26 02:02)
★はじドラ様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2018-12-26 15:21)
★soramoyou様
★nexus6様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2018-12-27 14:15)
★やまびこ3様
★undo様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2018-12-27 23:58)