妻のいる鉄風景、(その2、NJ州アレンデールで) [外国鉄写真(昔)]
早くも妻の2回目の月命日がやってきました。『妻のいる鉄風景』も第2回・・
そんな列車でマンハッタンから1時間、緑の中に低層の住宅がひっそりとたたずむ街が続く沿線は、NJT田園都市線とでも呼びたい雰囲気・・・・
今回は今から20年以上前に、NY郊外、ニュージャージー州アレンデール(Allendale)という所に滞在した話です。
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妻の高校時代の友人が、NY駐在の旦那と住んでいた住宅都市で、写真のアレンデール駅からマンハッタンの対岸まで通勤列車が約50分で結んでいました。
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妻の高校時代の友人が、NY駐在の旦那と住んでいた住宅都市で、写真のアレンデール駅からマンハッタンの対岸まで通勤列車が約50分で結んでいました。
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もともとはエリー(ERIE)鉄道の線路でしたが、NYの通勤鉄道のひとつであるニュージャージー・トランジット(New Jersey Transit=以下NJTと表記)の運営になっていました。
NJ州とNY州にまたがる広大な森の中に郊外住宅地が広がり、線路も樹々の中を行きます。
沿線には古いストラクチャーも・・・・エドワード、ホッパーの絵に出てきそうな信号所。
(3)
NYのターミナルはマンハッタンからハドソン川を渡った対岸のホボーケン(Hoboken)駅です。フェリー乗り場が一体化した古色蒼然とした建物は、現在はリニューアルされているようです。
(4・5)エリー鉄道&デラウエア・ラッカワナ鉄道のターミナルだった時代がしのばれます・・・NYの現役ターミナルの中では、マンハッタンのグランド・セントラルとともに鉄には魅力ある場所ですね・・・
ホボーケンからはNJTがいくつもの路線を伸ばしていますが、アレンデールはそのうちのメイン/バーゲンカウンティライン(Main/Bergen County Line)沿線にあります。
(6)黄色と青灰色で描かれた線の北寄り、赤いアンダーラインがAllendale駅です。ちなみにメインライン(本線!)とは、かってオハイオ州クリーブランドまで行ってたエリー鉄道の本線の一部分だからです。
ホボーケン駅構内は電化されてますが、メイン/バーゲンカウンティラインは非電化なので、DL牽引/推進の客レに乗っていきます。
妻が撮ったアレンデール駅のスナップを見てください・・
どことなくインドあたりの通勤電車みたいな蟹イメージが…。
初夏のNY名物にソフトシェルクラブ=脱皮したての蟹=がありますが、盤広な顔が似ている?
そんな列車でマンハッタンから1時間、緑の中に低層の住宅がひっそりとたたずむ街が続く沿線は、NJT田園都市線とでも呼びたい雰囲気・・・・
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近くのマーワー(MahWah)駅に小さな鉄道資料館がある、と旦那に聞いて列車で行ってみました。
(17)その列車のCab Carは電車改造車でした。
車内が展示室になっていて、どマニアックでないのが良い感じです。
(24・25)こういう素朴な展示だと、非鉄人の妻でも気楽に見られたみたいです。
ということで、今月の『妻のいる鉄風景』はNJの住宅都市アレンデールからでした。
ではまた。
2015-08-08 13:10
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コメント(21)
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★ぷっぷく様
★あおたけ様
★AKI様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-08-08 17:49)
Cedarさん・・・
by FTドルフィン (2015-08-08 18:48)
25年くらい前、服装も髪型も、
ウチの配偶者様も似ていましたっけ、
NYには行っていませんがぁ・・・。
by hanamura (2015-08-08 20:34)
■FTドルフィン様
・・・・月1ですみません。
■hanamura様
女性のファッションは時代を映しますね、たとえ妻でも。
★UZ様
★芝浦鉄親父様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-08-08 22:26)
たくさん、見せてください!
by FTドルフィン (2015-08-08 22:38)
■FTドルフィン様
わかりました・・・こんなのでよければ・・。
by Cedar (2015-08-08 23:06)
>根本的に開発の手法がまったく違う
って、興味深いです。しかし、こんな住宅環境が羨ましいなぁ〜
ON と OFF のスイッチが、これまたこの鉄道で凄〜い ♪
脱線になりますが、私なんか父の墓地探しまでも苦労してますから。
by KEY坊 (2015-08-09 07:16)
海外の「鉄」にはほとんど無関心、"New Jersey"というと"Bon Jovi"ぐらいしか頭に浮かんでこないのですが。…こうしてみると、欧米の「田園都市」の優雅な暮らしに比べて、我らが「電園都市」のなんと貧相なこと…。
"Push Pull"、大井川のSL列車の"You Tube"の映像で、最後尾にELが連結されて、吊り掛けモーターの重低音を響かせて走り抜けて行くシーンを見たことがあるのですが、あれは違うのですか?
by 伊豆之国 (2015-08-09 09:20)
大きな住宅がゆったりと木立の中に建っているという典型的なアメリカの大都市近郊の風景。日本人にとっては夢のような世界ですね。これは日本人ばかりでなく、イギリス人なども持っているアメリカのイメージなようですね。所謂、アメリカン・ドリーム!
このようなところに奥様のご縁で、滞在されたのは、羨ましく思います。ブログを作られ、奥様への追憶の念も増されたのでないかと拝察します。
一方、この夢の世界の治安はどうなんでしょう?
その昔、アメリカの郊外のお宅を訪ねたとき、玄関に近づいた途端
けたたましいサイレンがなり、びっくりしたことがあります。
予め、連絡して、防犯システムを解除してもらう必要があったようです。
プッシュプルトレーンはアメリカだけでなく、ヨーロッパでも多いですね。踏切り障害のとき、大事故になる可能性もあり、アメリカでは脱線転覆事故がいくつかありますね。このような恐れはありますが、経済的には捨てきれないのでしょうね?
by はーさん (2015-08-09 11:19)
日本人の目から見るとおっかなささえ感じるペンデルツーク,海外じゃ当たり前ですね。
模型を走らすとこんな怖いことは無い運転方法ですが、実物じゃなんてことないのも面白いです。
以前ヨーロッパではバッファーで列車が一本の棒のようになっているからだと聞きましたが、アメリカでも運行されているという事はそういう理屈じゃ無いんでしょうね。
by Chitetsu (2015-08-09 19:28)
■KEY坊様
アメリカでは列車=OFF領域という考えで、全員着席が原則です~もちろんNYでも地下鉄では日本的ラッシュもありますが、それが嫌なら地価も家賃も税金も高いエリアを選ぶべし・・・アメリカ資本主義原則はここでも生きてます。
■伊豆之国様
関心無しの記事にコメント、わざわざありがとうございます。
>大井川のSL列車の~あれは違うのですか?
はい、このプッシュプルは機関車は片方にしか繋いでいません。上野~尾久の推進運転がそのまま営業している状態で、速度も前後で同じです。
■はーさん様
>この夢の世界の治安はどうなんでしょう?
ここでも自衛手段は必要ですね、というか自分の身は自分で護るのはかの地の常識ですから・・・住む場所を選ぶのもその手段の一つという考えです。ここだって私ひとりで周辺うろうろしたら、ポリスにチェックされたでしょう・・・アメリカは日本みたいにいろんなものが混在してませんね~メルティングポットではなく、サラダボウルってのはそういうことです。
■Chitetsu様
アメリカの場合は連結器上にセンターバッファーがあります。この写真でも貫通扉下に見えていますね~中間車は貫通幌と一体になってるのも多い=そう、かのP6の方式です。
★SpeedBird様
★シルフ様
★nd502様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-08-09 20:18)
★シュウチャン様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-08-09 21:13)
★Ujiki.oO様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-08-10 01:43)
Cederさんが訪れた、マーワー(MahWah)駅の小さな鉄道資料館、私も行ったことがありました。と云うか、この駅から車で5分くらいの所に、8カ月ほど住んでいたことがあります。もう15年以上前のことだが。この駅は駐車場が狭いので、普通はひとつ手前のラムジー(Ramsey)駅を利用してました。アレンデール駅のお隣ですな。この駅の駅舎と線路を挟んで、反対側の建物に、昨年廃業したCarstensが、入居していたことがありました。何か聞いたことがあるような~と思ったあなた、そう、あのクラフツマン(MRC)誌の発行元です。私が住んでいた頃には、同じニュージャージー州の南の方へ引っ越していましたが、駅には「ここに、かってCarstens Publishingありき」なんて、掲示が出てました。
by motosan (2015-08-11 17:14)
いろいろなところに行かれているんですね
超ローカルな私もボストンからニューヨークへ鉄道旅したのを思い出しました。ニューヨークは足をのばせば見所がいっぱいあるんですね!
by arail206 (2015-08-11 20:36)
◼︎motosan様
おー!あの資料館に行かれたとは。
Carstenの本拠地があったせいであそこに作られたんですかね?
マーワーとかホーホーカスとか、不思議な駅名はインディアン時代のものだと聞いて、アメリカの歴史を感じました。
◼︎arail206様
NY〜ボストンはCedarも列車で移動したことがあります。
アムトラック初体験でした。
NJTの列車は今はダブルデッカーも導入されてるらしいです。
by Cedar (2015-08-12 01:29)
素晴らしい住宅ですね。奥様もとても満足されていたかと思います。出張を駐在に切り替えたくなるような環境です。マンハッタンのWTCビルの屋上から見たニュージャージー(ハドソン川の側は物流拠点、あとは森に囲まれた住宅地)の光景と地平線に沈み行く太陽のシーンは圧巻でした。 ロングアイランドやスタテン島などの郊外は緑が豊かで広い敷地の中にプールがセットされた数多くの住宅を車窓から羨ましく眺めていました。ジャズピアニストのキースジャレットもニュージャージーの森の中に居を構え、創作・録音に励んでいたようです。
by 京葉帝都 (2015-08-12 20:58)
★やまびこ3様
★湯呑み様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-08-12 22:05)
■京葉帝都様
Cedarは海外駐在経験はついに無い(国内転勤すら無し)まま終わりました。NJのこのあたりは日本人駐在員もちらほらいました、子弟の教育や医療などいろいろ苦労もあったようですが、住環境については羨ましいの一言でした。
by Cedar (2015-08-12 22:10)
◼︎皆様にお礼!
ページトップに表示されていますが、皆様のご支援で10000nice!達成致しました、本当にありがとうございます。
by Cedar (2015-08-13 10:12)
★八犬伝様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-09-09 01:20)