昔音楽&昔鉄(その6=××の山手線) [映画・音楽]
今回はいきなり、何の変哲も無い山手線E231系の写真、場所は上野駅です。
今回のネタは上野駅から始まる山手線めぐり~各駅の写真を見ていただく~なんてはずはありません!
見ていただくのはこちらです(↓)。 お待ちかね(??)昔音楽&昔鉄の6回目。
上野から始まって、内回りに順に駅名を歌いこんだ一種のご当地ソング(?)っていうか、コミックソングっていうか~
♪上野オフィスのかわいい娘、声は鶯谷わたり~♪日暮里笑ったあのえくぼ、田端ないなあ好きだな~♪
という調子の、はっきり言って<お馬鹿な>唄であります。~歌詞を書くのも恥ずかしいですね。
♪あっあ~あぁ恋の山手線♪ というサビ(?)も限りなく脳天気ですね。<親不孝なハイトーン>と言われたマイトガイ旭さんの面目躍如な歌いっぷりです。
まあ、お暇な方はこちらでお聞きください。
ちなみにこの頃は<やまのてせん>ではなく<やまてせん>でした。方向幕もごらんのとおりです。
当時はこういう類の唄が突然ヒットしたのでした。柳の下にドジョウが5匹はいる!といわれる歌謡界、旭さんも早速「自動車ショー歌」もヒット(?)させました。こちらもなぜか我が家にありましたんでジャケット見てください。
アントニオ古賀さんの「薬ルンバ」っていうのもありました(こちらはさすがに持ってません)
え~、この記事を書くにあたって、我が家の山手線画像を探しましたがほとんど見つかりませんでした!
この唄ができた1964年に山手線を走っていたカナリヤ色の101系の写真は、京浜東北線の下十条電車区での写真しか無いし・・・
103系と205系の2ショットを撮った西日暮里は、この歌ができた時には駅が開業してなかった・・・ 私鉄や路面電車好きの我が家ですから、まあこんなものですかね(汗)。
以下つぎはぎ&歯抜けですが、アキラさんの唄の順に、我が家の画像をかき集めてごらんに入れます。
タバタないなあ好きだな~♪(昭和36年の田端駅俯瞰=カメラはフジペットです)
コマゴメしたこたぁ抜きにして♪(現代の駒込駅はツツジで有名ですね)
以下、巣鴨~原宿までの各駅の画像は見つかりません(なんと!)。目白などは、10年間も通学していた駅なのに画像無しとは、オマエほんとに鉄道好きだったのか?と自分を疑いたくなりますね。
渋谷駅だって、電車でなく、父の撮ったEF15の貨物列車だし (↑)シブヤ顔などいやですわ~♪ 顔はエビスに限ります~♪(↓) 恵比寿はこの記事用に埼京線ホームから撮影~山手線の電車撮ったのは3年ぶりですね!
この先の歌詞も脳天気さ全開!~♪目黒の刺身(さんま、ではないのです~)かてんぷらで、わ~たし五反田(ご飯のこと?)いただくわ~♪って調子で、なんとも強引な駄洒落の歌詞で山手線を一周しますが、所々抜けている駅もあるのはご愛嬌というか、いい加減なものですね。
でも、この曲、若い人が受け狙いで突然歌ったりして、カラオケでは結構人気があるみたいです。実は私も時々・・・・。
浜田マリ率いるモダンチョキチョキズのカバーもあります。http://ord.yahoo.co.jp/o/video/SIG=11ue8mlc7/EXP=1324476360;_ylt=A3Jvdl5IlvBOC9QAh7WHrPN7/*-http%3A//www.youtube.com/watch?v=2Ki0vNSYN7E
知る人ぞ知る(?) 昔音楽&昔鉄の6回目でした。
あはは,待ってました! 先日の話に反応いただき感謝,感謝です。
この歌は間違いなく痴楽綴り方教室がベースですね,歌詞は随分違いますけど。尤も痴楽も歌笑の純情詩集の七五調をそのベースにしてますから,オリジンを糺せば“爆笑王”歌笑に行き着くワケで…。
♪目黒の刺身~はマグロの方でしょうか。
しかし脳天気ぶりでは「ダイナマイトが百五十屯」の方が図抜けてますね。鉄ネタ曲じゃないけど,作詞が関沢新一さんですから,そっちでは鉄に関係なくもない。ただ個人的には彼の鉄道写真より,レイアウトが出てくる龍角散のCMの方を思い出します。
この手のnovelty song,好きです。「クスリルンバ」はレコード持ってませんがカセット・コレクションには入ってます。
アッ,そう云えばキャロル・キングの“Oh, Neil!”をお聞かせする約束を忘れてました。今度お目にかかる時には「クスリルンバ」共々ダビングしてお渡ししますね。スンマセン…。
by Tad (2011-12-21 02:03)
>上野駅から始まる山手線めぐり…で、あの歌がパッと浮かんでしまった私…子供の頃の刷り込み(?)は恐ろしいものです(汗)。
それにしてもなんというコトバの破壊力! 作詞が演芸評論家、相撲評論家として活躍されていた小島貞二さん。やっぱり痴楽綴り方教室ですね~。小島さんは長年市川にお住まいで、市の名誉市民でもあられるとか。
by maipenrai (2011-12-21 08:02)
しかし、何で”恋の山手線”のレコード・ジャケットが座布団に扇子、湯呑みという高座的セットなんだぁ?
完璧に遊んどりますな、ジャケットのデザイナー。
それに、カッコ付けて渋い顔した写真を使ってもこんな歌じゃギャップを大きく感じるだけですけど・・・・。
で、作詞の小島貞二氏をWikipediaで調べたら、まぁこんな歌詞も納得であります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B3%B6%E8%B2%9E%E4%BA%8C
by Junior (2011-12-21 13:40)
自動車ショー歌は知ってますが、恋の山手線とは!
各地にご当地バージョンがあっても良さそうですね。
恋の環状線とか・・・・。
by サットン (2011-12-21 15:33)
■Tad様
まさにあのときの会話がきっかけでした。
~この手の音楽は極端に軽蔑する方も多いですが、私は結構好きで、この手のレコードを集めたこともありました。
>♪目黒の刺身~はマグロの方でしょうか。
なるほど!気がつきませんでした。ついつい頭が落語になってました。小島貞二さんといえば、志ん生師匠の<びんぼう自慢>の聞き書きも担当していたはずですし。
関沢新一さんといえば、TMSの対談が強烈だったですね。
■maipenrai様
たしかにこの唄の言葉の破壊力はすごいです。そういえば柳亭痴楽(この名前も凄い!)さんは<破壊された顔の持ち主>と自称してましたね。
いい意味の言葉遊びって言うのが消えてしまった日本語はつまらないです。
■Junior様
皆さんのコメントにあるように、この唄のオリジンは落語ですから、ああいうデザインなんでしょうが、確かにめちゃくちゃです。
■サットン様
自動車ショー歌は最近カバーが出ました~自動車メーカー各社がバックについてのプロモーションとか・・・
山手線100周年の仕事絡みで、<恋の山手線>をJRに紹介したら、鼻で笑われた広告屋がいます。
by Cedar (2011-12-22 00:36)
日頃からnice!をいただいている皆様のおかげで3000nice!を達成できました。御礼申し上げます。
★nd502様
★サットン様
★パルの大冒険様
★manamana様
★maipenrai様
今回もnice!ありがとうございます。
by Cedar (2011-12-22 00:39)
つい先日,立風書房から出てた「びんぼう自慢」を含む志ん生文庫全6刊を読んだばかり。小島さんの話になるには実にどうもいいタイミングで…。
関沢さんとTMSで思い出すのは,阿里山のシェイの写真を発表されたことですが,台湾モノでもCedarさんの範疇じゃないですかね。
鉄ワードがつく歌謡曲は数々ありますが,これだけディープなのは他にはないでしょうねェ。
関東私鉄で線名ズバリのは西島三重子の「池上線」と愛奴(浜田省吾のいたバンド)の「恋の西武新宿線」くらいかなァ…。
by Tad (2011-12-22 01:59)
以前に頂いたコメントでこの歌の事を知ったので、好意にしてもらってるお客さん(私より10才位上かな?)に教わって私もやっと歌えるようになりました。
私の世代だと小椋桂の「大いなる旅路」とか好きでしたね。あのドラマは欠かさず見てました。
by line (2011-12-22 21:02)
■Tad様
落語と鉄ってネタもありそうですね(ひとつアイデア浮かびました!)
関沢新一さんは「お~とこだったら~♪」銭形平次も作詞してましたよね。
■line様
やっと歌えるようになったとは(拍手)お疲れ様です。
この手の唄は短いので、そこは楽ですね。
by Cedar (2011-12-23 00:26)
★やまびこ3様
★hanamura様
★シュウチャン様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2011-12-23 00:27)
国電は春闘ストライキで車体はペンキだらけという時代でした
小林旭、そんな時代のおちゃらけ唄ですね
by COLE (2011-12-23 16:30)
■COLE様
この唄の頃から国鉄は赤字が深刻になっていたようです。
そんなことも露知らず、なんとも脳天気なものでした。
by Cedar (2011-12-23 23:30)