香港レポートその3は、ライトレール=Light Rrail Transit→
軽鉄 (1・2)
アジアでいちばん元気なLRTシステムを攻めるのも、今回の訪港の目的の一つでした。
軽鉄がネットワークを広げてるのは、
新界地区の元朗〜屯門界隈 (3)団地をくまなく結ぶため、一度ではアタマに入らない
複雑怪奇な路線・・・ああややこやしい! やたらめったらある
分岐点の写真だけ並べても、線路フェチCedarには楽しいアルバムです。
(4~6)
こんな鬼分岐が2~3分おきに現れますから、どこをどう走ってるのか分からなくなっちゃう!
(7~11)
ちなみに(4)から(11)までのシーンは通過順(同じ電車の最後尾から撮影)です。
所要時間およそ20分のあいだに、
まァめまぐるしい鬼線路ぶり~でも楽しい!
こんな線路を走ってる電車は、
オーストラリア製と中国製(初期には川車製もあったような・・)の大形車。
(12)片運転台の車体や内側フレーム式の台車など、フィラデルフィアのLRVに似た感じです。
(13)
(14)分岐のめっちゃタイトなカーブを曲がる時に、
クルマがドリフトするようにお尻振る姿は思わず笑っちゃう!
(15)この姿~いいなあ!
(16・17)なにしろ
1両目の後ろに2両目が半分見えるくらい急カーブですぜぃ!
(18)高架区間にこんな急カーブ分岐点があるのを見た同行者は
『まるでシカゴやんけー!』と車内中に響く大声で叫んでました。
(19)その車内です・・・自転車持込OKは軽鉄だけでなく、MTRも同様です。
鬼分岐をつなぐ線路はこんなです・・・速度は案外速く、駅間距離があると70km以上出します。
加速も鋭く、つかまってないとよろけます~PCCか阪神ジェットカーか、って乗り心地も痺れます。
(20~22)線路も高架、地平、併用軌道、単線と
鬼バリエーションです。
そんな中から
今回見つけたオキニポイントは、(4)の分岐で本線から分かれて、団地の中を単線ループで巡る場所。
(23・24)
一見、
田舎道の路肩軌道に見えるこんな線路を、モダンなLRTが2連で走るのは痺れる情景でした〜。
(25)
(26)カーブキリキリ!
(27)
(28)おじさんノンビリ・・・・香港だなあ~
団地の一角に急カーブの路肩軌道~こういう風景は日本には見られないです!
Cedar久々に興奮しました。
(29~32)
ループ上に
友愛電車站。隣接する本線には
安定電車站。
希望が丘とか平和台とかと同じく、土地の歴史を無視したネーミングは新開地らしいです。
(33)
友愛電車站。こんな末端線区でも10分間隔くらいで電車がやってきます。それでそこそこの利用者があるのがすごい!
アジア1元気なLRTと感じるのはそこなんです。
本線筋に戻っての画像はやはりデルタ線での離合風景・・ずっと見てても飽きないです。
(34・35)3方向から電車がひっきりなしにやってきて、デルタ線で絡み合う姿も楽しい。
これでもうちょっと電車が魅力的ならなあ・・なんて思っちゃいますが、まあそれは贅沢というものですね。
乗れば乗るほど、撮れば撮るほど、
軽鉄にどんどんのめり込むCedarでありました。
(36・37)
・・・・のめり込みすぎてカメラのバッテリーが無くなってしまい。
思わず
ガウチョアー!(香港語でバカヤロ~!)と叫びました。
(38)再見軽鉄!我愛軽鉄!
ではまた。
まるっきりシカゴやんけー!
併用軌道もいいですね!
やっぱもう一度腰を据えていきたい!
by 軽犬 (2015-09-04 06:26)
なかなかすごい鉄路ですね。
充実した軽電車は、都市空間がたくましく感じます。
「fukuram」や江ノ電新500、堺トラムのような電車がやってきたら、面白いでしょうね。
by のり (2015-09-04 07:32)
◼︎軽犬様
腰据えて行きますか、Cedarはリベンジ画策します。
◼︎のり様
これは、なかなか凄いです。大形車が2連で突っ走るのは日本には無いフィーリングです。
ホームが高いので堺トラムやfukuramは走れないかな…。
by Cedar (2015-09-04 08:30)
★あおたけ様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-09-04 08:31)
これは、鬼!
ですね!
凄まじいです。
by Chitetsu (2015-09-04 09:44)
この急カーブ、写真で見るだけでも...
立ったまま、窓越しにカメラを向けたりしていると、大変なことになりそうですね。団地内の併用軌道、日本では妄想する以外にありませんが、でも、どこか1箇所くらい、国内にもこういうところがあって欲しかった気がします。路線網も充実していて...羨ましい限りです。
by あるまーき (2015-09-04 10:11)
◼︎Chitetsu様
鬼と戯れるのは楽しいデス〜。
ヨーロピアントラムとは違うけど、行きましょう。
◼︎あるまーき様
仰る通り、車内からの撮影は大変でした。
日本なら多摩ニュータウンにLRTが走ってるって感じです。
by Cedar (2015-09-04 10:33)
電車の先頭部の両サイド窓が45度曲がって大きく取られているのは、急カーブの合流・分岐地点の安全確認をしやすくするためかもしれません。(2)は戦前の大連のようなイメージがあります。香港の車両は英国の影響力が低下するにつれ、洗練された欧州型から実利重視のアジア型へ変わってきたように思えます。でも何でもありの線路網を見ると、インターアーバンの精神が新界で甦ったのには感動します。
by 京葉帝都 (2015-09-04 11:31)
■京葉帝都様
加えて急カーブ通過時の車両限界クリアするためかと・・何しろ信じられない急カーブがありますから。
軽鉄は運行といい、運賃システムといい欧米流を取り入れて、MTRとの乗り継ぎ割引など日本よりはるかに進歩的ですね。
★む〜さん様
★FTドルフィン様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-09-04 13:36)
お話していたガントレットは天逸でした。
次に訪れるときは是非。
by dazhao@北京 (2015-09-04 18:50)
◼︎dazhao@北京様
天逸は先日撮影した友愛系統の終点ですね。
ガントレット、見たいなぁー。
★nd502様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-09-04 20:23)
★モボ様
★hanamura様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-09-04 20:48)
♪ 現在・過去・未来・・・(ほとんど略)・・・鬼線路ぐねぐね
グーグル・アースで見ても、なんだかよく分かりませんでしたが・・・
「燃えよドラゴン」でストップしている私にとって、とっても新鮮です。
by hanamura (2015-09-04 20:58)
■hanamura様
鬼線路ぐねぐね~(nice!)
燃えよドラゴンの頃、このあたりは原野だったと思います。
★やまびこ3様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-09-04 21:15)
レールは本線クラスなのに、カーブは箱根登山も真っ青。専用軌道なのに溝付きレールもあり。70km/hで走っても閉塞信号はなし? ある意味恐ろしいけど、乗ってみたい。
by モハメイドペーパー (2015-09-05 00:23)
■モハメイドペーパー様
恐ろしいけど乗ってみたいでしょう?いちど乗ったら病み付きになること請け合いです!
★mangahara様
★やまびこ3様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-09-05 01:34)
★コミックン様
★シュウチャン様
★ぷっぷく様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-09-05 23:44)
コメント遅くなりましたが、確か1997年ごろに行ったときには、この地域への鉄道線は開通していなくて、わけのわからない中でバスに乗っていたような記憶があります。それにしても複雑怪奇な路線網ですね。開発前に線路を作る乗って当たり前のような気がしますが、日本ではなかなかできません。
林立する架線柱がもう少しなんとかならないかと思いました。
by やまびこ3 (2015-09-06 07:49)
◼︎やまびこ3様
Cedarも最初に行った時は、行きはバス、帰りは屯門から船に乗りました。陸の孤島の立派なLRTにびっくりしたものです。軽鉄が住宅開発経営もやってると聞きました。
by Cedar (2015-09-06 08:03)
★mentaiko様
★nandenkanden様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-09-06 11:51)
★とーる様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-09-07 00:23)
Cedarさんはじめまして、レポートありがとうございます。まさか家近くの友愛站を取材しに来て驚きました。私にとってLRTは当たり前だが日本人からみるとやはり新鮮ですね。
by firehooh (2016-01-03 03:12)
◼︎firehooh様
ご訪問ありがとうございます。友愛站近くにお住まいなんですね?
軽鉄は日本にはまだ無いので、今年も再訪したいと思っています。
by Cedar (2016-01-03 09:02)