ぼくは電車と雑学が好き。 [昨今鉄写真]
先週土曜日は学生時代の友人に呼び出され、渋谷から久々の井の頭線。
(2)
明大前まで急行で10分。
なんだか香港のMTRの駅みたい?な明大前駅。ゴチャゴチャは面白いけど電車がねぇ。
(5・6)乗り換えた京王線も来る来る電車、どれもつまらない。
でも、1372mmゲージ軌道線の面影を求めて、かって車庫があった桜上水で駅撮り。
(7)新宿寄りの線路配置に、かっての面影を無理矢理探してみる…。
(10)7000系
(12)9000系
旅客車はこの3形式しかないなんて、やはりツマンネエ!撮影意欲も減退しますね。
高尾山行きのクロスシート車がデビューするという話ですが、新形式登場なるか?
そうこうするうち、待ち合わせ時間に近くなって…。
近くの世田谷文学館でこんな展覧会やってたんで〜モロ世代の爺婆4人で出撃したのでした。
我々世代が多感な学生だった'70年代、サブカルヒーロー(なんて言葉も登場は無かった)だったこのオジさん、
いや、オジイさん、その名J.J氏。
本当は戦前派インテリらしいブッキッシュな人なのに、ジーンズに派手なシャツきたファンキー爺さんみたいに思われてたのを御本人はどう思っていたのかなあ〜びっしり展示されたノートを見ながらそんな事を思いました。
若いころからアメリカ映画やJAZZ、ニューヨークの街のことなんかのコラムをたくさん書いてたのに、始めてアメリカに行ったのは1970年だったのは有名な話なんだけと…あ、別に嫌味じゃなく、本や雑誌、レコードなど膨大な資料をチェックしてたエネルギーは凄いなぁって、思います。
(18)今なら若者のカルチャーヒーローが60過ぎた爺さん〜おお!Cedar世代だぁ〜なんて、あり得ないでしょう。
あの頃気分に浸った後は、爺婆仲間四人、蕎麦屋で日本酒→ワインBARと久々に'70s同窓会@千歳烏山、でした。
(20)
いろいろ気遣ってくれる友人たちに感謝しつつ、少しづつ普通に戻りたいような戻りたくないような。
(21・22)帰りはKOバス→TQバス乗り継ぎで、酔って電車は辛いです。
夜のガラ空きバスで住宅地を行くのも、J.J氏に会った帰りに相応しい?
ほろ酔い気分で帰宅したのも久々でした。
ではまた。
2015-06-30 18:52
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コメント(15)
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友人の嬉しい心遣い、暖かいですね。
井の頭線の電車、いつの間にか変わっちゃいましたね。面影があるような無いような…。
京王の5000は、関西から見ても素敵な電車だったと思います。今は伊予鉄へ行っちゃったかな…。
高尾へ行くロマンスカー、どんな電車になるのでしょう。
by のり (2015-06-30 19:26)
7000系は編成替えの過程なんかを追うと、結構おもしろいです。クロスシート車は行楽用ではなく、ホームライナー的なものらしいという噂も耳に入っています。
by モハメイドペーパー (2015-06-30 20:52)
◼︎のり様
京王の電車は5000と3000の面影残したつもりが滑っちゃったって感じです。残念ですね。
◼︎モハメイドペーパー様
7000には2連もあったような。
休日の各停が10両だったりすると、今では編成変えの必要なし?
★AKI様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-07-01 00:25)
京王線の電車、詰まらなくなってしまったですね〜。
アイボリーとグリーンの電車時代のごちゃ混ぜ感が懐かしいです。
by Chitetsu (2015-07-01 05:39)
◼︎Chitetsu様
お取り込み中のコメントありがとうございます。
5000系特急が関東1の表定速度で走る一方、あんこ編成や、吊り掛け+カルダン併結、アイボリーの2000系、井の頭線からの転用車など、なりふり構わず前進していた頃の京王線が大好きでした。
いまは安定しちゃってつまらない。
by Cedar (2015-07-01 12:14)
★あおたけ様
★hanamura様
★あるまーき様
★シュウチャン様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-07-01 12:17)
この書棚はCedarさんち?展覧会場?
どれもこれもなつかしいなあ!
マイルスとコルトレーンを聞きながら楽しんで読んだものばかり。
LSD一発のためにカトマンズへも(核爆)
京王線は5000系、井の頭線は3000系。いい時代でしたネ・・・・
by JJわんわん (2015-07-01 13:04)
◼︎JJわんわん様
書棚はベッドルームのです。
乗せられてカトマンズとはスターリンらしい!
なんでもあり時代は遠く、阿呆ナチ政権の靴音高し!
by Cedar (2015-07-01 14:33)
★nd502様
★あおたけ様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-07-01 14:35)
タイトル見て、ニヤリとしましたが、やっぱりね。
私は世代が遅れていますからリアルタイムではないのですが、何か知らない世界を垣間見たような、こんな大人になりたいと思ったのを37、8年ぶりに思い出しました。
結果、似ても似つかぬデブができあがっただけでした。
昌文社の、ざっくりした角背の表紙にビニールカバーのかかった装丁はかっこよかったですね。あの時代、結構流行しました。團伊玖磨の『パイプのけむり』もこんなだった記憶があります。
by 低N (2015-07-01 15:17)
◼︎低N様
若者と大人が反撥しつつ共存できた時代でした、今みたいに無視か迎合かじゃあなかった。
晶文社の本、というだけで手に取った時代でした。
鉄はあんまり関係無いけど。
by Cedar (2015-07-01 17:26)
★モボ様
★やまびこ3様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-07-01 22:24)
★takechan様
★ぷっぷく様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-07-02 04:55)
これらも平野甲賀さんの装丁でしょうか。
晶文社の本といえば、私の場合はなによりもベンヤミンでした。ホルクハイマーの『哲学の社会的機能』などというのもありました。他に思いつくのは中平卓馬、佐藤信、林光、高橋悠治、アイスラー、野村修、エンツェンスベルガー、宮内嘉久...
植草甚一の本を手にとったことは残念ながら一度もありませんでした...
801802
by Tosi (2015-07-02 23:31)
◼︎Tosi様
晶文社の本にもいろんなラインがあるんですね。軟派軽薄Cedarとしては、逆に挙げてらっしゃる本はさっぱりワヤです。
『オ!晶文社!』って思って手にとったこと位はあるかもです…。
★シルフ様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2015-07-03 04:18)