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昭和46年3月17日・函館。 [昔の今日のスナップ]

先日の韓国ソウルに続いて昔の今日のスナップ2回目です。

今回は39年前の今日、昭和46年3月17日、私は函館におりました。鉄道研究会の春休み合宿は北海道、SLブームの折、ニセコだ大沼だと大童の仲間からドロップアウトして、函館市電を乗ったり撮ったりしていました。

今回ご覧に入れるのは、今や観光名所のひとつ末広町界隈。

(1)s4603函館01.jpg

当時から絵になる場所でしたが、洒落た店があるわけでなく、町にも電車にも観光客はまばらでした。

港をバックに行き交う市電は、同じ1372mmゲージのせいか、都電7000や8000に似た電車が目につきました。(のちにホンモノの都電7000が転入しました)

(2)s4603函館.jpg

開港が早かったので、西洋風のクラシック建築が印象的でした。

(1)の木造建築は健在のようですが、(2)で電車の後ろに見える建物は現存しないようです。写真をよく見ると囲いが出来ていますので、撮影後すぐに消えたのでしょうか?

日本初の冬季オリンピックを翌年に控え、工事現場さながらの札幌と対照的に、夜行列車で着いた函館は、静かな佇まいでした。

それにしてもこの年の春はフル回転でしたね。この合宿の前には、ここでもご覧に入れた四日市岐阜にも行っていましたから・・、年末年始のバイトの賜物でした。  

  次回も、<昔の今日>をお届けする予定です。


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む〜さん

 日本の人たちは古い建築物は建て替えなければ恥だと思っているようで、ちょっと古くなるとどんどん建て替えちゃう。『XX年も経ってる』よりも『XX年しか経ってない』ほうが良いのではないかと思っているようです。
 木と草の家でずっとやって来たので、嵐で壊れ、火事で焼けちゃうので、そんな考え方になったのかもしれません。
 今頃になって、歴史的建築物を残そうとしているようですが・・・・・。
 函館は今も市電が頑張っているので、ちょっぴり残った札幌とともに、存続に向けて努力して欲しいです。
by む〜さん (2010-03-17 09:53) 

Cedar

都電から行った7000型は今ちょうどお別れ運転の最中だそうです。いまや荒川線にいない原型ボディ、なんですが東京都交通局は里帰りを望んでいないとか・・・皆さんお金がないのでしょう。産業資産・文化資産という発想が日本ではなかなか根ずかないですね。

電車そのものが消えてまうよりはましですが・・・
by Cedar (2010-03-17 15:02) 

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