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グランドセントラル駅100周年に寄せて(その1、グラセンに集った車両たち) [外国鉄写真(昔)]

今日はまたまた不人気を承知の外国ネタです。
Cedarが大好きなNYの代表的鉄道ターミナル、グラセン(=NY在住日本人はこう呼ぶらしい)ことGRAND CENTRAL TERMINALが先日開業100周年を迎えたというニュースがNYの友人から送られてきました。
グラセン100周年.JPG(1)
もっと画像よこせ!と言っても彼は鉄じゃないので無理~そこで例によってCedar流アニバーサリーを~この駅に出入りした電車や電機の画像集=日本の常識では『こりゃゲテモノ!』ってのもあって、なかなかのバラエティですよ!

グラセンは最初から直流660V第3軌条式で電化され、乗り入れていた2大主要鉄道は電気鉄道黎明期のユニークな車両を投入していました。

まずはNYC=ニューヨークシティではなくNEW YORK CENTRAL鉄道です。シカゴに向かう本線の始発駅として当時世界最大の鉄道駅だったグラセンの整備・電化とともに導入されたのはこれでした。
(2・3)
グラセン100周年01.JPGグラセンELNYC01.JPG
前から見ても横から見ても凸電! サードレール集電のため、アメリカのELにつきものの巨大なパンタは無く、代わりに極端に小さなモノが~ポイントが複雑に錯綜するグラセンの構内で補助架線と共に使っていたという話もあります。

グラセンに乗り入れるもうひとつの鉄道は、ボストン方面と結ぶNYNH&H~通称ニューヘブン鉄道です。自社線の低周波交流電化区間から直流660V第3軌条に直通する交直両用方式が開発されました。

(4)電化方式が同じのせいかスイス・ドイツ風なロッド式先輪に第3軌条用のシューがついてますが、これも長く受け継がれた方式です。グラセンELNH01.JPGグラセンELNH07.JPG(5)
こちらは小形のBB形。大きなパンタの間に、NYCのと同じ補助パンタがみえます。
この鉄道のELは一貫した個性があって、ファンの人気も高いようです。


グラセン100周年02.JPG(6)電車好きCedarとしては、こちらは外せない電車たち。インタアーバンにも見られたアーチ形の明かり窓がカッコいい大形の木造電車はNYCのものです。7連はさすが大都会NY!

こちらは鋼製車体バージョン2タイプです。 アメリカの電車はスハ32にパンタやポールを載せたような重厚なタイプか多いですが、(7)は明り窓を埋めているので余計にヘビーな感じにみえます。この場所はNYCがブロードウェイを走る地下鉄と接続するマーブルヒル駅で、現在でもこんな感じです。
グラセン100周年02・02.JPG(7)グラセン100周年EL00.JPG(8)
屋根がズンベラのせいで、オデコのライトが無かったら客車列車の後追い写真と思っちゃいますね。深いダブルルーフを連ねた長編成は迫力満点です。

こちらは同時代のニューヘブン鉄道の電車。NYCより軽快なデザインですが同時代の客車と車体は同形。この車体はNY周辺に多く、お隣ロングアイランド鉄道にも同系がいました。しかしこの電車の情けない顔つき~ブサカワというかなんと言うか…。

グラセンECNH01.JPG(9)
パークアベニュー沿いの高架からトンネルに入る地点です。


下は(9)と同じ場所の60年代初頭です。電車はブサカワ君からステンレス車に替わっていますが、周囲の雰囲気はあまり変わっていませんね。
線路が地上に出ると同時に、NYでも指折の高級住宅地パークアベニューがスラム街に激変します。線路の傍は低所得者の住処というのは日本以外の常識ですから・・・
グラセンECNH02.JPG(10)グラセンECNYC03.JPG(11)
一方のNYCはこんな電車でした。客車の端面に窓ひとつぶち抜き、ライト付けて一丁上がり!って感じですが改造車ではなく、れっきとした新車です。
第3軌条がアップで見えていますがNYCは碓氷峠などと同じ下面接触式です~(通常の地下鉄は上面接触)

 

(12)時にこんな珍客も~グラセンからひと駅目、パークアベニューの高架駅125丁目に現れたのは、なんとNY地下鉄の新車~BRIGHTLINERSと呼ばれたR-11が、グラセンのホームでお披露目した時のショットです。前の写真のキャプションにも書いたように、地下鉄とはサードレールの集電方式が違うのにどうやって入って来たのでしょうか?
グラセンECNYCSB1.JPG
125丁目のホームはまだ低かったのですね。ステップの無い地下鉄は停まっても客扱いは無理・・・


下画像は2007年5月、ナショナル・トレインデイ(そういうのが有るんです)のグラセン。1950年代の鉄道黄金期にNYCが走らせていた『20世紀特急』のオブザべージョンカーです。
続いては、鉄道黄金時代にグラセンに出入りしていた車両たちをご覧になってください。グラセンナショナルれ入るロード.JPG(13)

華やかな豪華特急も、グラセンに発着する時は古いELのお世話になっていたはずです。

(14・15)国鉄EF56を縦横に巨大にしたようなNYCのEL
この機関車が流線形の特急を牽いてハドソン川沿いからNY市内へ…、パークアベニューの高架線を抜けて、グラセンのトンネルに向かう姿を見たかったですね。グラセン100周年05.JPGグラセンELNYC03.JPG

上を少し小形化したタイプで区間列車用らしく、なかなか好もしくまとまってます。上は日本の急客機にもあった2CC2ですが、こちらは独特の軸配置(短軸距のBBBB?)だったようです。グラセン100周年06.JPG(16)

かたやNEW HAVENの電機もラインナップ充実。電化に熱心だった鉄道なので、デザイン的にも機構的にも当時の最先端を行く車両を揃えていました。NYCとニューヘブン、どっちがお好きなデザインでしょう?


(17)こちらはEF53を思わす大形電機、交流電化の自社本線ではパンタを高々とかざして疾走しますが、NY市内はサードレール に切り替えます。
グラセンELNH04.JPG
グラセンELNH08.JPG(18)
アメリカの鉄道を代表する顔つきと言えばドッグノーズでしょう。もともとはDLに採用されたデザインですが、ニューヘブンは電機もドッグノーズを採用しました。上のは強烈な印象の流線形ですが下回りは(17)と同じのようです。2軸先台車に集電シューが付けられているのがお判りですね。

(19)エンパイアステートビルをバックに走るのは1950年代に登場したドッグノーズ電機、ちょっとモダンな顔つきになってますね。グラセンELNH03.JPG
撮影場所は架線と第3軌条の切り替え地点のようで、両方が混在しています。


660V第3軌条は、非電化区間との直通列車に機関車の付け替えを強いてきましたが、戦後の技術の進歩でこの壁を突き破る車両が誕生しました~その例を2つ

(20)昔はDL進入禁止だったはずなのグラセンにドッグノースのDLが・・
実はコレ、普通のDLが電化区間に入るとサードレール集電のELに変身するのです。~NY近郊の非電化区間からの直通列車のために開発されたもので、グラセン発着の近郊列車にも長く使われました。
グラセンDEL02.JPGグラセンDELNH01.JPG(21)
こちらはニューへブン鉄道が未来の列車として投入した軽量高速列車の専用機関車
こちらもサードレールではEL、非電化区間ではDL。中間の客車は1軸連接車(タルゴ)でした。


・・・そして、以下の画像は現在グラセンに出入りしている(と思われる)顔ぶれです。

 (22)1995年にCedarがパークアベニュートンネルの入口で撮影した頃には、グラセンにDL乗り入れOKになっっていて、プッシュプル列車が投入されていました。ターミナル側に運転台のある客車がつき、機関車の付け替えなしに折り返す欧米には一般的な方式ですが、グラセンでこの列車を見るのは意外な感じでした。デンジャラスNY07パークAVE01.jpg
全米で見られるジェネシスがパークアベニュートンネルに吸い込まれて行きます。線路が地下線になると沿道が急に高級アパートになるのはビックリしました。

 (23・24)こちらは90年代近郊電車@グラセンです。NYCとニューへブンは姿を消し、近郊輸送はメトロノースに統合されました。電車のデザインも共通化されて、運用線区によって塗装が違うのがわずかに歴史を示しています。
~青いボディはサードレール=直流専用で主に旧NYCの路線向けです。グラセン100周年EL02.JPGグラセン100周年EL01.JPG
赤いボディはサードレールシュー+パンタ装備の交直両用、旧ニューへブン鉄道の路線を走っています。
※ (13)(22~24)はCedar撮影
※その他は米国ファンサイトからの画像=禁転載でお願いします。


 

グラセン100周年EL03.JPG(25)
そしてこちらが現在の最新鋭車、赤いボディですからパンタつきの交直両用です。
(12)と同じ125丁目での撮影ですが、かつては剣呑な雰囲気だったこの駅の周辺も、今ではずいぶん浄化(?)されたとか・・・

グラセン100周年ロゴ.JPG
こんな記事を書いてるうちに、もう5年も行ってないあの街に、グラセンに、無性に行ってみたくなってしまいました~~マ、マズイ!

 

 

 


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狂電関人

Cedarさま

アメリカといえば、お決まりのブルドック顔(?)の機関車の前にはいろんなのが
居たんですね。EF53似やEF56似最初の凸形はなかなかそそられます。
しかしアメリカの駅と日本の駅の姉妹駅提携は今回が初とは知りませんでした。
by 狂電関人 (2013-02-06 07:11) 

Cedar

■狂電関人様
日本の鉄道車両は、サイズは違えどアメリカのテクノロジーが多く使われてます。価格の安さに加え、雑な扱いOK
な丈夫さがデリケートなヨーロッパ製より好まれたとか。
東京駅との姉妹駅のこと、記事に書き忘れました~。
by Cedar (2013-02-06 07:48) 

あおたけ

グランドセントラルステーション、
初めてニューヨークへ行った際、どうしてもここだけは訪れたくて
無理に日程に組み込みました。限られた時間内でも嬉しく、
カメラを持って構内を撮りまくっていたら、
いつしか警官に取り囲まれるハメに。。。
実は当時、例の9.11同時多発テロから半年程度しか経っておらず、
駅の細部や列車などを写真に撮っている怪しいアジア人がいると、
通報されてしまったようです(^^;)
あまりアメリカでは、とくに駅などで列車を撮る人はいないので、
相当怪しまれたのでしょうね。。。
by あおたけ (2013-02-06 09:01) 

EF510-230

見るからに客車のような電車、パンタがないので不気味です。日本では客車と電車は設計屋さんが違っていたので全く別物でしたが、アメリカでは同じ人が設計していたのでしょうか。
by EF510-230 (2013-02-06 09:31) 

うたに

電機のパンタでかっ!
こうして色々見ていると、米国の列車も個性豊かで楽しいですね。
しかし、線路脇はスラム街か…のんびり鉄活動できる日本に生まれてよかった。。(^^;;
by うたに (2013-02-06 11:31) 

nexus6

今や結構マイナーなモノが脚光を浴び、模型化されたりするコトもある様ですが、さすがにブサカワ電車の模型とかはありませんよね~
スキです!!
by nexus6 (2013-02-06 14:05) 

Cedar

■あおたけ様
グラセンでの車両撮影はやり難いですね。ホームは暗いしポリスチェックは厳しいし~そう思って次駅125丁目で駅撮りしたら変な白人の爺に因縁つけられたり、安全自由に撮影できる日本はいい国ですねぇ。
■うたに様
上にも書きましたが、外国での撮影はヤバイ事が多いです。アジアでもタイやフィリピン、インドネシアなどの線路傍はスラムが続きます~ってか線路敷がスラムだったりします。
■nexus6様
ブサカワ電車、しっかりHOででていますよ。NYは西海岸と並ぶ模型ファンの多いエリアですから。ここに紹介した車両はほぼ製品化されてるのでは?ラストの新車はまだかも?
.
by Cedar (2013-02-06 17:25) 

Cedar

★常武鉄道様
★モボ様
★あるまーき様
nice!ありがとうございます


by Cedar (2013-02-06 20:42) 

Cedar

★denta60様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2013-02-07 01:30) 

Tad

グランド・セントラル・ターミナルっ! おおおオイスターバーじゃ,オイスターバーじゃ! 隣の客も牡蠣食う客だ,牡蠣食えば鐘が鳴るなり出発線。
ウウウ,ヨダレ出ちゃった…。

って鉄ッ気に反応しないのは毎度のことで勘弁願います。でもマァ牡蠣は鉄分たっぷりですから,なんてのは言い訳にゃならんですな。ゴメン!

しかし何と云ってもへヴィ・エレクトリックはやっぱり東部ですね。迫力満点。ロコのヴァラエティも流石です。でも模型でレイアウト作って楽しむとしたらNゲージでないとスペース的につらいですかね,日いずる国の住宅事情だと。
by Tad (2013-02-07 03:07) 

Cedar

■Tad様
いつもながらの軽妙洒脱なアフォリズム&きっちりツボな鉄コメントありがとうございます。一般鉄道の電化が一番進んでましたね。

★hanamura様
★いっぷく様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2013-02-07 06:49) 

京葉帝都

NYC&NHの黄金時代の車両写真ダイジェスト版、まとまった構成でとても参考になります。
NYCのコーポレートカラーであるグレー色は知的な高級感がありますね。
ハーレム線の終端部に乗車した時の牽引機関車(プッシュプル)はドッグノーズでNH鉄道のカラーとロゴを纏っていました。
(23)(24)のMTA電車は正面からカブリツキ(Cab Ride)ができ、地元の子ども達にも人気のスペースでした。複々線区間ではRapid Service Trainは関西の新快速以上のスピードを出していました。
最新鋭電車は模型(Gゲージ?)を鉄道技術展(幕張メッセ)のKawasakiのブースで見ました。アセンブリは現地。シートの背もたれが高くなり居住性が向上したようです。特別料金無しで2扉クロスシート車に着席して通勤する姿は羨ましいです。
グランドセントラルターミナルはホームの空間はNYの普通の地下鉄駅のようでしたが、各入口が石造りの門になっており、粋な演出になっています。エントランスの重厚な空間とファザートの意匠は本当に素晴らしいです。アメリカはヨーロッパ以上にギリシア•ローマを意識した建築が目立つようです。グラセンは実際は105番線まであるようですが、100周年記念のニュースでは“67本のホーム”とありましたので、留置線になっていたり、全く使用されていない部分もあると思われます。


by 京葉帝都 (2013-02-07 12:35) 

ひもブレーキ

電車ファンのCedar様に蒸気機関車に関するブログの掲載記事にnice!を頂きありがとうございます。グランドセントラルステーションは映画でもよく登場しますね。100周年とは思っていたより新しく意外でした。個性豊かな電車と電気機関車の面々楽しませて頂きました。
by ひもブレーキ (2013-02-07 13:33) 

Cedar

■京葉帝都様
時事ネタから派生したこんな記事、お役に立って良かったです。グラセンにからの電車は何度か乗りましたが、ファミレスの椅子みたいな固定式革張りシートで5人掛け、背ズリは低かったです。
グラセンは2段式のホーム以外にも、ウォルドルフアストリアホテルの専用ホーム、複線のループ線まであるらしいです。
■ひもブレーキ様
一応天邪鬼なんで、煙モノが嫌いと言ってる訳ですがホントは鉄道よろずに関心有りです。
グラセンは従来からの駅を整備拡充したもので、100周年はそこからではないでしょうか。

★oomori様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2013-02-07 14:39) 

やまびこ3

ゲテモノからドッグノーズのスマートな機関車まで、すごいコレクションです。グランドセントラルには1度行ったきりですが、列車の写真は撮っていなかった。また行くことがあったらトライしてみたくなりました。
グランドセントラル駅と東京駅が姉妹駅になりましたが、ほぼ同じ年代に作られたのですね。ほぼ地下にあれだけの巨大な施設を作ってしまうニューヨークはやはりすごい。
by やまびこ3 (2013-02-08 01:02) 

なにわ

パソコンの電源が入らなかったんですが、仮復旧して使っています。
今、NYCで検索かければ、ジャニーズ以外出て来ませんよ。

(14)(15)のカマって、クリーブランドのユニオンターミナルのカマじゃなかったですか。
鉄道省の車体と台車の開発ラインは別個だったんでしょうか。
EF56にEF10の鋳鋼製台車を装備して、
♪帝都を後に颯爽と~
いうのを見てみたかったものです。
(18)の機関車、凄いですね。E7E8E9の運転台2両分合わせたようなもの、フリーランスの模型に有りそうな実車とは。
ま、向こうさんのDLはDELですから、電機使えればモーターは回せますし。
by なにわ (2013-02-08 18:58) 

Cedar

■やまびこ3様
グラセンは撮影は全くやりにくいです、列車写真を撮るならパークアベニューの高架に上がってからですが、あのあたりは治安が問題ありでして・・・
最近は大分よくなったようですが・・125丁目で駅撮りが一番安全ですかね?
■なにわ様
>(14)(15)のカマって、クリーブランドのユニオンターミナルのカマ?
同形は確かにいましたね、そのうちの2両が改造されサウスショアに行ってましたよね。
(18)の電気釜はインパクト凄いですね~なんだか50年代のどデカイアメ車に通じるデザインです。


★suzuran6様
nice!ありがとうございます


by Cedar (2013-02-08 20:23) 

56kuma

 お久しぶりです。56kumaです。
 グランドセントラル駅のEL、EMU達の写真、楽しませていただきました。NYCやNHの個性豊かな電機達は、私が持っている「写真で見る世界の鉄道」やMorning Sun incの写真集で紹介されていて私も好みでして、S-Motor(2.3)やEP-5(19)のイラストを描いてpixivに投稿したぐらい好きです。私がほかに気に入ってるのは、世界初のイグナイトロン式交直流電車である4400型電車"Washboard"(10)やクリーブランドから来たP-Motor(14,15)、ペンシルバニア鉄道GG1の原型というべきEP-3(17)とかが気に入っています。あと、この記事にないものでは釣りかけモーターを装荷した液体式ディーゼルカー「ロジャー・ウシリアムス号」というゲテモノも何気に気になっていたりします。
 ちなみにNYCもニューヨーク近郊だけでなく、バッファローまでの本線を電化する計画を立てていたそうで、もしこの電化が実現していれば、どんな電機がラインナップに加わっていたのか、想像するだけでも楽しいです。
 あと、本記事で私が気になった点ですが、

>1995年にCedarがパークアベニュートンネルの入口で撮影した頃には、グラセンにDL乗り入れOKになっっていて、
 現在でもマンハッタン島内での鉄道車両の煤煙禁止は続いているらしく、GCTに乗り入れるDLはすべて集電シューを装備したデュアルモード機関車らしいです。

>同形は確かにいましたね、そのうちの2両が改造されサウスショアに行ってましたよね。
 改造されてサウスショア線に行ったのは、P-Motorの配属で余剰となったR-2形だったはずです。以前動画を作るためにサウスショア線の歴史を調べたことがあるのですが、クリーブランド・ユニオンターミナルの電気運転廃止によって余剰となったP-1a形電機を第三軌条集電式に改造したのがNYCのP-Motorで、同機の導入で余剰廃車となったR-2形が改造されたのがサウスショア線の700型電機です。

 以上、長々と失礼いたしました。今後とも御blogの更新楽しみにしています。
by 56kuma (2013-02-08 22:29) 

Cedar

■56kuma様
久々の御来店(笑)ありがとうございます、そして詳細な補筆ありがとうございました。私の悪い癖できちんと調べずにテキスト書き殴るので~。
グラセンに来るDLがすべてデュアルモードとは知りませんでした。なにわ様も書いてらっしゃるように、DELですから意外に簡単なんですかね。

最後になりましたが、今後とも何卒よろしくお願いします。

★FTドルフィン様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2013-02-09 00:34) 

紅玉国光(富山市)

NYのGCターミナルと言えば、昔は“世界最大の終着駅!!”と称されていた(まぁ、エンパイヤーステートビルと張り合っても引かないのではないかと思われる巨大ターミナルビルの威容では、そう思われても不思議では無いですが)事を思い出します。
ペン駅の方がターミナルビルを壊してしまった事もあって(そもそも通抜けで終着駅ではないと印象が薄いのでしょうか?)、NYの看板駅の名を久しく恣にしていたものですが、
今は長距離列車も大半がペン駅発着に統合されたり、電車が殆どとなって多彩な面白味が薄れたのは、合理化が時代の流れとは言え、fanとしては侘しいものがあります。
貴重な画像の御提供、いつもいつも本当に有難うございます……。
by 紅玉国光(富山市) (2013-03-09 18:50) 

Cedar

■紅玉国光(富山市)様
NYのターミナル駅といえば、実質はペンステーションですが、映画やドラマではやはりグラセンです。
マジソンスクエアガーデンに押し潰された地下駅はやはり魅力には乏しいです。
by Cedar (2013-03-11 00:32) 

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