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便乗記事です。木製お電車キット競作、その1 [模型もあります]

Chitetsuさんがアップされているアメリカン木製電車の記事(→こちら)、同じ競作にOゲージでエントリーしたので、便乗の製作記事始めます。Chitetsuさんのとはゲージ以外にも、いろいろ違いもあるのでその辺りを中心に~
競作2原形.jpg(1)コレが着手前の姿~完成した姿が想像できませんね~E湾から引き揚げて5年くらいは放置状態で、久々に箱を開けたのが夏前の6月6日のこと。うす汚れた箱からは古本屋みたいな匂いが立ち昇りました。
きっかけは、アメリカンお電車ヲタグループ管理人のFBでの提案でした。お調子者Cedarとしてはホイホイとエントリ―した次第。image2_jpeg.jpg(2)しかも競作1↑と競作2(本作)と2両も!競作1はむか~し作ったのと同じものなんでおもろくないので、この稿は競作2をネタにしていきます。
その本作の元は、余計な屋根みたいのが入ってるのに、前面など欠品部品も~キットなのにすでにゾンビ状態?kyousaku2-0606-1.jpgkyousaku2-0606-2.jpg(4・5)前所有者が怪しい改造~箱にはコーチ(座席車)となってるのにコンバイン(荷物合造車)に~の途中で投げ出して、長い間ほったらかしてたもののようです。kyousaku2-0606-3.jpg(6)お題のLaBelleだからいいか!とにエントリしたものの「こりゃヤバい」かと思ったけど、まあ得意の自由形にして、あり物の部品やら利用してでっち上げようと思い、見切り発車のALL ABOARD!kyousaku2―0823-1.jpg(7)コロナ禍やら酷暑やら、そしてなにより競作1↓との抜きつ抜かれつ同時進行でした~kyousaku1.jpg(8)そのころはこっちがリードしてましたね。
負けじと?車体が箱になったのが8月22日でした。kyousaku2―0825-1.jpg(9)箱と言っても、Chitetsuさん作品とは異なり、アメリカンのデフォである屋根を取り外せる構造にしてます。
そして前面にはTrain Door(貫通扉)を設けることにしました。kyousaku2―0825-2.jpgimage3_jpeg.jpg(10・11)前面は左右の窓枠内張部品を3枚並べて作りますが、キットには4枚しか入っていなかったせいです。
さてトレインドアはどうする?これも長い間ストックしてた建築模型用プラパーツを貫通扉にしてしまえ~!こんなところもフリーのお気楽さですね。
image4_jpeg.jpg(12)

ここで屋根をアラ整形~kyousaku2―14-0827-3.jpg(13)手間のかかっていた屋根端部整形も、お仲間に教えてもらったコレ↑でワシワシと進みました。アメリカンお電車には屋根と側面の境に雨樋があるのは稀です(張り上げ屋根ではない)、木造車や初期鋼製車では屋根が側板に覆いかぶさるような感じが多いですね。屋根の丸みも日本形よりふっくらしてる気がします。kyousaku2―14-0827.jpg

(14)
kyousaku2―14-0827-2.jpg(15)整形用のテンプレートも一応ついてますよ。kyousaku2―15-4-0827.jpg(16)そして車体に乗せてみましたが~う~む、屋根が薄すぎてアメリカンっぽくないなあ~ってアメリカのキットにニホンジンがケチ付けてど~すんだ!

で、結局16番の床板でダブルルーフ上屋根を嵩上げ~kyousaku2―12.jpg(17)屋根端部もパテ盛りして整形&削り直しです。

そんなことでこういう形になったのが。8月26日でしたかね?kyousaku2-0828.jpg(18)
kyousaku2―11.jpg(19)台車は当初Brill-MCBの予定でしたが、昔HOのLaBelle(↓※)でもやったポール+パンタにしようと思っていたので、どうせならサードレールシューも!ということになりました。image0HO_jpeg.jpg
(※=30年くらい前のHO、競作メンバーの多くが今回手がけているものです。)

てなことで、普通に行けばちょいと小柄な典型的インタアーバンが完成するはずでしたが、ここで思わぬ横槍アドヴァイスが、あの西宮方面から飛んできたのでしたが、そのお話は次回に~image6_jpeg.jpg(20)
サワリです・・・


ではまた。



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Chitetsu

同じラベルキットでもスケール違うと印象違って来ますね!
屋根嵩上げは結構面倒な改造ですが、印象引き締まった感じですね〜。
by Chitetsu (2020-11-10 09:37) 

Cedar

■Chitetsu様
便乗ネタに早速のコメ、ありがとうございます。
何やかやとコロナ禍の夏は、これに係わって過ぎていきました。
イベントでは何両が完成して来るんでしょうかね?
by Cedar (2020-11-10 10:01) 

モハメイドペーパー

 屋根削りの道具、私も使っています。広い面積を一気に削れるので平ヤスリより便利ですね。
by モハメイドペーパー (2020-11-10 12:48) 

Junior

 
m(_ _)m 横槍スミマセン‥‥。
余計に手間が掛かっちゃいましたね。

木造はやはり質感だと思います。
どうも真鍮製の木造車ってエッチングやプレスがよっぽど深くない限り質感が出ない様な気がして(あくまでも個人的な意見です)。
まだプラスティックの方が近い気がするんですよねぇ。

スケールより厚みがあったりしてもそこは質感の模型的表現だとも思ってます。
薄っぺらい木造車って想像し難いし‥。

なので、競作の話を前もって知ってたら、何とかしてこの企画に乗ったかも知れません。
今やってる事で精一杯なので、今からは絶対にエントリーしませんがね。ヘヘヘ。
 
by Junior (2020-11-10 13:26) 

nexus6

拝見しているコチラまでワクワクさせるステキなキットですね~
クモ二、キハ二、オハニ、、、米バッド社RDC-2、、、PEの、、、
国籍問わずの合造車ファンには涎モンです
by nexus6 (2020-11-10 13:37) 

Cedar

■モハメイドペーパー様
Nッキーナさんに教えていただきましたが大変重宝してます。平やすりより手入れも楽ですしね。
■Junior様
いえいえ、結果的には大変満足な仕上がりになってます。今週末に持参しますので見てください。
~えいやっ!と今からエントリーは(爆)
■nexus6様
最近の極悪ディティールの鉄道模型から見ると時代遅れな部分もありますが、「作る」気分は満足させてくれますね。ある種の味もありますし~
Oナローもありますよ。
メーカーHP→https://www.labellemodels.com/



by Cedar (2020-11-10 18:46) 

OER3001

いやはや小生が知らなかった世界があるのですね。奥が深いこと!
大きい電車だと使う工具も違っていて興味深いです。
黄色いパテはどんなものなのでしょうか?
by OER3001 (2020-11-10 23:34) 

Cedar

■OER3001様
屋根削りの道具は一つあると便利ですよ。黄色いパテは「モリモリ」という商品名の盛り上げができるポリパテです。白い基剤と黄色い硬化剤を混ぜて使います。
by Cedar (2020-11-11 08:51) 

OER3001

Cedar さま
パテは「モリモリ」と、ご教示ありがとうございます。大きな面積に良さそうですね。探してみます。

by OER3001 (2020-11-11 14:44) 

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