大連休に大反省〜

連休も終わっちゃいましたが、Cedarのモケーも１つ終わりました。（1）太平洋電鉄（PE）の赤いPCCカーがどうにか形に〜以下、いろいろ反省記です。

（2）この写真が2月17日ですから、約3カ月弱かかったわけですね。

反省その1＝塗装に大苦労。

アメリカンなモケー扱う店も激減してるし、塗料が個人輸入出来ないし、なんとか国産塗装で代用しようと悪戦苦闘しました。オレンジ（SPのデイライトオレンジ）は湘南黄かん色×DC首都圏色のクロス吹きで決着。（3）一応手前のディカールの色と比較したら〜間違えてるような正しいような。
 レッドカーと呼ばれる赤も、何種類かあるんですが、PCCなどはSPのデイライトレッド（だったらしい）、フロクィルのそれはオレンジっぽいし、さりとて他には既製品は無し。
（4）右往左往した挙句、クレオスのキャラクターレッドを選択。お仲間の皆さんはもっと濃い赤を使ってらっしゃるようですが、カリフォルニアのサニーサイドの印象でチョイス、
（5･6）

ディカール貼って4月13･14日のPEミートに間に合わせました。（7）日本のPEオーソリティ大集合のこのイベントで皆さんがどう評価するか？
堂々の4両勢揃い、左2両がCedarのです。関西のマスターモデラーOさんが塗られた同形（右から2両目）と比べると、やはり明る過ぎたかな？

（8）『アンタんは日向色、うっとこは日影色』と慰めてくださいました。いやはやモケーの色はムツカシイです。

反省2＝修正工作ができてない。
結構古い韓国製のこのモケー、組み立ても粗いし、寸法にもミスが目立ちますが、Cedarの工作力では、あちこちいじるのは無理無理！

（9＝2016年関東合運にて）ところがOさんのはDCC、架線集電可能、前面ライトとアンチクライマー位置修正済み、方向幕左右のテールライト、腰部のブレーキランプまで点灯します。
（10）一方Cedarのは、ヘッドライト以外はダミィだし、お顔をいじるなんて到底無理なんでヘッドライト下のNoが入ってない～

（11）そもそもの基本工作力の差を痛感した次第です。

反省その3＝ディカールに手こずる。
長く未塗装でいたのを塗ってみようと思ったのはロシア製のディカールセット購入がきっかけでしたが、このセットには、シルバーや黒のラインが入ってないし、唯一セットされていた側面から前面上部へのカーブした黒がみんな同じ向き（！）というイカシタミスしてくれてます〜（12）このことをFBでこぼしたら裏焼きスキャンで作るとか、いろいろコメ頂いたなか、Nさんのアドバイスコメントの『裏張り』という裏技が大成功！持つべきものは鉄友です。Nさんありがとうございました。

PEミートの時には、裾まわりのシルバーラインも入ってませんでした、（13）台車附近はこんな塗り分けなのに、このラインがディカールセットに入ってないのはなぜ？と恨みごと言ってもロシアには届かないので、別物の銀丸ディカールを切り貼りしたり～（13）正面No.もHO用を移植してみたり〜これで一応の完成としたのは5月5日の夜でした。

反省3＝内装・照明を塗装&ディカール後に、は大失敗。（14）何度もひっくり返したり寝かしたりしたら、塗装が傷んでしまいますね。屋根上のディティールも壊れやすいし・・・
・・・楽しいことから取り掛かり、面倒なことは後回しにするという悪い癖がここでも出たのでした。
反省4＝なめたらアカン、コリアン設計！
そのせいで（とばかりは言えない？）室内配線が隠しきれていません。（15・16）分解や後からの加工を考えてないコリアンパワーに完敗～（17）こんなに前後の床が長いと室内への加工がやり難い、塗装前なら色々改造＆色々加工も出来ましたよね、2度と手に入らないかもしれない（?）ディカールまで貼ってしまったら、こりゃダメでしたね。
そんなの常識～♪と嗤わないでください。
HO時代は内装とか照明なんて考えてなかった、時代遅れなCedarなんですから・・

（18）

反省5（結論）＝スケジュール考えて、塗装も含めステップbyステップで進めるべき
～そうすれば無駄な作業も回避できるし、結果仕上がりも満足なものになるっていう、当たり前過ぎる結論にたどり着いたのでした。

（19）鉄ニャン共々反省します、はい。

とかとか～

年甲斐もなく、いろいろ反省した大連休の終わりでした。自分のモケーが今の時代に通用するのか？なんてことまで考えましたね。

次回作↓には、これらの反省がきっと生かされる～はずです。（20）

（お知らせ）

今週末11・12日（土・日）は静岡トレインフェスタに出撃します。このPCCも恥ずかしながらお披露目します。
JORCのところにいます。お時間ある方、是非ご覧くださいまし。

ではまた。

コメント 12

明日10日は静岡ボビーショー(業者招待日)へ出撃するのですが,いらっしゃるのは11日(土)ですよね。
by 庄龍 (2019-05-09 14:00) 

▪︎庄龍様
明日の2時からグランシップに入って設営してます。
そちらは明日だけですか？
by Cedar (2019-05-09 14:32) 

明日は午後からですので寄ってみます。明日中に帰ればいいので少しお話しできたら幸いです。
by 庄龍 (2019-05-09 15:18) 

　この手のモケーはデカールが命。とはいえ、メリケンの電車にロシア製のデカールという組合わせは、東西冷戦時代には考えられなかったことですね。
by モハメイドペーパー (2019-05-09 15:44) 

赤の色はいかにも「カリフルニアン！」でイイんじゃないですか！

で、ヒト様のモデルにケチを付ける気は毛頭ないんですが（気を悪くされたらごめんなさい）、PEのPCCって車体両端がグッと絞られてて凄く細面の印象なんですが、このモデルはその辺りのスケール／サイズ的には合ってるんですかね？
by Junior (2019-05-09 15:55) 

▪︎庄龍様
了解です。6時頃には終わります。
▪︎モハメイドペーパー様
ロシア製デカールは都電などのレジン製ディスプレイモデル発売してたメーカーのものです。これが分配されたおかげで完成しました。
▪︎Junior様
ありがとうございます。で、このモデルの顔は正にその通り、所有者全員（Otさん、St先生、Cedar）同意見です。全くスケール通りじゃないです。


by Cedar (2019-05-09 18:10) 

いいですなあ。
アグレッシブ。
山が迫っているロケーションもいいなとおもいました。
by ひでほ (2019-05-09 19:05) 

▪︎ひでほ様
アグレッシブってか老後生活趣味レーション。

★nice!いただいた皆様
ありがとうございます
by Cedar (2019-05-09 22:29) 

ceder様　いつも楽しく拝見しております。
　ダブルエンドのpcc、見事な仕上がりですね。以前紹介されたisland modelworks製のsepta m3と、q-carパーツ類のその後はどのようにされたのでしょうか？　引き続き製作記事の
　紹介されるのを、楽しみにしております。
by transit (2019-05-09 23:11) 

▪︎transit様
コメントありがとうございます。まぁ走ってナンボってレベルではありますが何とか纏めました。
SEPTAのは窓ガラスパーツをどうするかで頓挫、Q-carパーツは全額リファンド（使えるものはタダ）となりました。
また記事にいたします。
by Cedar (2019-05-09 23:27) 

実車のことをあまり良く分かっていない私には、良く仕上がっている気がするのですが〜。
ディカール、何回使っても苦手です。
全身ディカール、お疲れ様です！
by Chitetsu (2019-05-10 06:59) 

▪︎Chitetsu様
アメリカンはまだまだディカールが主流、といってもトロリーものは製品少ないけど。
静岡に持って行くので見てやって下さい。
by Cedar (2019-05-10 08:24)