トランプかあ～：Cedarの今昔写真日記：SSブログ

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ほぼ非鉄旅の鉄シーン（その1、母に引かれ..｜ほぼ非鉄旅の鉄シーン（その2・野町再訪）ブログトップ

トランプかあ～　[1枚の写真から] [編集]

アメリカの大統領があの人になっちゃった・・・

と所詮人の国のことですが、がっかりしています。

妻と最後にNYに行った2006年、5番街にあるこの悪趣味な建物を撮っていました。

そのときに妻が「この人政治家になりたいらしいね」と言ってましたが、まさか大統領に登りつめるとは・・・
このころは政治家というよりは、女出入りとかのゴシップネタで有名でしたが、それも売名のためだったか、と今にして思います。
イギリスのEU離脱といい、自民党の1強状態といい、大衆扇動のマジックが冷静な判断をぶちこわすポピュリズムの嵐がアメリカにも吹いちゃったのは残念ですね。

TVなんかで評論家がしたり顔で言ってますが、日本人が知ってるアメリカはほんの一部なんですね。
大多数のアメリカ人は自分の州から出たことも無いような狭い世界で生きているし、自分とその周りしか見てない人がほとんどですから、TVでよく見る毒舌おっさんのほうが、ワシントンで理想論かまして偉そうにしてる女よりもいい、と思っちゃうのかも。

昔むかし、某栄養ドリンク剤の（ファイト～〇発！って叫びながら崖をよじ登ったり、川で渡ったりする）CMを作ってたころ、アイオワ州、コロラド州、アリゾナ州なんて場所にロケに行ったことがありますが、そこらはNYやLAとは全く違う空気が流れていて、太鼓腹の白人がテンガロンハット被ってビール飲んでる店に入ったら、ものすごい目つきでにらまれたし、ウェイトレスの白人婆さんに完全無視されました。
デトロイトに一度だけ仕事で行ったときは、ガソリンスタンドのおっさんに「日本人は嫌いだ」と指差されたこともありました。

ああいう人たちは、トランプに投票したんでしょうね、きっと。

来年あたり、妻も大好きだったNYに1~2ヶ月滞在してみようか、などと企んでいるのですが、なんだか出鼻をくじかれた感じがします～関係ないのですがね・・・・

とかとか

金沢非鉄旅の途中に母が言った言葉
「トランプみたいな下品な人が大統領になったら
アメリカも格落ちだね」
～その通りになっちゃいました。

妻も同じように思ってるだろうなぁ。

ではまた。

2016-11-10 11:11 nice!(20) コメント(20) トラックバック(0)

nice! 20

★myossy様
★AKI様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2016-11-10 14:27)

敵の敵が必ずしも味方とは限らない。
アメリカ人はそんな簡単なこともわからなくなってしまったんですかね。
by シグ鉄 (2016-11-10 16:23)

■シグ鉄様
下のコメ返しにまとめましたので・・
■hanamura様
今回トランプが票田にしたミシガンとかオハイオは、ニクソン時代からずっと切り捨てられてきたエリア（Rust State＝錆びついた州）です。
トランプだってきっと彼らの味方じゃないと思います。
もともと成金の子供ですから。
by Cedar (2016-11-10 19:01)

選挙期間中とは、手のひら返しで、低・中所得層を切り捨てぇ！
共和党バリバリ保守王道に、変身するとか？でも、混乱は同じかなぁ。
by hanamura (2016-11-10 19:03)

★モボ様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2016-11-10 19:16)

まさかトランプが当選してしまうとは　ねぇ・・・・（◎o◎：
by ぼんぼちぼちぼち (2016-11-10 21:09)

■ぼんぼちぼちぼち様
まさかが続く地球、天災も人災（！）も、これくらいにして欲しいものです。
by Cedar (2016-11-10 21:23)

お母さん、名言ですね。
まさに、落ちましたね自由の国アメリカ。
by 八犬伝 (2016-11-10 23:46)

トランプ狸の皮算用，って思ってたんですがね。
もっとも女史の方も，ああも悪相になるんだと云う見本になった。

マ，興味あるのは一世紀前のアメリカと鉄道なんで，その時代に思いを馳せて本でも眺めて過ごすとしましょか。

by Tad (2016-11-10 23:47)

英国が欧州から出ていこうとしているのに対し、米国はメキシコを北米から追い出したがっているかにみえる選挙結果ですが、やはり "Amexit" という用語も使われ始めているようですね。近年のグローバル化は1980年ごろにアングロサクソン諸国で始まった新自由主義、市場主義のモデルを世界規模に拡張する動きだったわけですが、英米両国で中間層・大衆層がそれに疲弊したあげく、ポピュリストの乱暴な「提案」のなかに解決（？）を見出すにいたったのは皮肉ともいえます。まさかと思われたことが二度も現実になったわけで、このような動きは広がりそうでもありますが、さすがにマリーヌ・ルペンがエリゼ宮の住人になることはないであろうと考えています。
by Tosi (2016-11-11 00:34)

■八犬伝様
カウンター勢力が力合わせて、孤立主義者トランプが融和的になるように仕向けるかが鍵ですね。得票数はヒラリーが上回ったんですから。
とにかく下品なのが嫌なんです。
■Tad様
冷静になって考えてみると、トランプみたいな人＝下品だけど金と力はある＝ってアメリカの歴史には結構いたのかも、さすがに大統領にまではなれなかったでしょうが・・

★viviane様
★ぷっぷく様
★あるまーき様
nice!ありがとうございます

by Cedar (2016-11-11 00:38)

■Tosi様
アメリカの地域格差、見捨てられた人たちの疲弊ぶりは、仕事で地方に行くたびに実感したものの、ここまで不満が鬱積していたとは思いませんでした。
実はニクソンが大統領になったときも、この人たちの期待値がかなり作用したのに、ニクソンは何もしなかった、というのも事実なのですが・・・

by Cedar (2016-11-11 00:47)

★nd502様
niceありがとうございます
by Cedar (2016-11-11 09:39)

★tommy88様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2016-11-11 20:08)

今回の米大統領選挙ほど溶解していくアメリカの現実を見せつけられたような気がしました。何も現実を知らない有名人と嘘つき女子（どこぞの野党第一党の代表といい勝負では）との一騎打ちで、結局は前者が勝ちました。
世界が溶解していく中で日本がしっかりしないと…は思っていても、失言大臣や自分のことを棚に上げて他人を批判するしか能のない野党第一党の代表を見ていると頭が痛いのが実情です。
by UZ (2016-11-11 22:57)

■UZ様
アメリカの溶解～あの国が暴走したらそれこそ地球は滅びます。
今度の結果を利用しようと企むお隣の某大国の動きのほうが、日本には脅威ですね。
by Cedar (2016-11-12 02:08)