大阪報告その1（梅田ターミナルめぐり）

高校の時に、父、弟と3人で初めて出かけて以来、ずっと関西私鉄のファンでした。

この週末は、某イベントに参加するため大阪へ。時間があまり取れなかったので、会場近くの梅田で私鉄ウオッチング。　　関西私鉄好きの私には～　ということで・・まずは阪急梅田駅へ

(1)土曜日の早朝だったので、閑散としていましたが、その規模はやはり壮観です。

(2・3)宝塚線乗車ホーム。車止めを囲んで季節の花の鉢植え。私鉄ターミナルらしくて良いですね。　このアングルで発着する電車を見ていると・・・

　（参考）昭和42年、夜行列車で関西入りした早朝。初めて関西の電車との対面を果たした、旧梅田駅の情景が思い出されるのでした。

現代の梅田駅も、昔と同じく京都・宝塚・神戸線おのおの3線ずつ。○号線という呼び方も健在なのはうれしいです、番線（号線ですか・・）も同じです。

(4・5)阪急の最新鋭はこの9300でしょうか？京急も真っ青の大窓にクロスシート。阪急のブランドイメージを残しつつ斬新さもあって、私は気に入りました。ちょっと乗ってみようかという衝動に駆られましたが我慢ガマン・・・

(6)こちらは神戸線の7000。京都線6300に始まった、屋根の白い車両も増えています。　埃で汚れないか？と心配になってしまうのは、我が家近くの電車（に直通してくる某電鉄）の汚れぶりを見ているせいですね。　こちらは昭和42年の神戸線用3000形、当時から確立した阪急デザイン、今に続いているのは立派です・・

などと、感慨にふけっている時間は無く、もうひとつの梅田駅＝阪神梅田へ移動。

(7)阪急百貨店と梅田駅は、お決まりの再開発&改装工事中、風格あふれる旧阪急百貨店ビルも豪華なコンコースも、みんな消えてしまったのが残念です。あの場所に漂っていたものは確実に＜阪急文化＞の香り。だったと私は思います。残念！！

加えて工事のせいでしょうが、電車に乗るまでのアプローチがとにかくごちゃごちゃなのも残念・・・

(8・9)そして阪神梅田駅。小ぶりな地下駅にひっきりなしに電車が発着するのは、変わっていません。

（10~13）特急・急行を主体した運転は昔から、姫路直通の山陽車も、もう違和感は感じませんね。　いささか煩雑なデザインのラッピングです。　やはりこっちのほうがいいですよね～（増収せなアカンのや～！）。

(14・15)車止め周りには、阪急のものとは違う雰囲気の鉢植えです。ホームの天井近くにも広告が～効果のほどは如何に？・・　　阪神の普通用電車といえばやはりこの顔ですね。

　（16)昭和の顔つきになつかしのバンドン連結器、いまや阪神にしか見られないのではないでしょうか？

と思えたのは、悲しい思い込みでした。つまらないけどただの柴田式密連・・・なにわ様ご指摘ありがとうございました。

(17)＜ジェットカー、青胴車＞という呼び方も、最近のファンはしないのでしょうねえ。急行用の赤胴車もだいぶ少なくなったし・・・ (17)

と、いうことで、久々の関西私鉄の香り。時間が無く乗ることも無し、でしたので、いささか欲求不満も残った梅田ターミナルめぐりでした。

※今回、またもカメラ不携帯でした、I-PHONEで撮影ですので、こんな調子の画像です。

 

 

コメント 12

梅田駅の雰囲気は昔と変わりませんね。
魅力的な電車を前に、乗りたくなってしまいます。
その電車は、さすがに多少変化していますね。
by manamana (2011-04-11 06:27) 

阪急梅田駅は子供の頃から見慣れた光景ですが、今も飽きないですね。
四季折々の植栽に磨き上げられたホームに阪急のプライドを感じます。
9300系は３扉ながらクオリティは高いです。最近流行の走るんです車両とは真逆の哲学が漂っているように感じます。是非お試しください。ただし旧コンコースが姿を消したのは返す返すも残念です。
by サットン (2011-04-11 09:35) 

Cedarさん、ああ、大阪梅田行きたかったなぁ！去年は阪急→阪神で元町往復～なんば線に乗って来ましたが、4月なら丁度京都へ花見でしたね。阪急３０００、いまだに新車同様にピカピカで活躍しているのが、実に何ていうか、阪急はエラいなぁ！と。
by きんぎょ／中澤 (2011-04-11 10:20) 

関西の私鉄のターミナルを関東のファンが初めて見たときの驚きはすごかったですね。
特に阪急梅田駅は大ドームの下にたくさん電車が並んでおり、その雰囲気も独特なものもありました。
JRの北側に移った新しい駅はこれに比べ、すこし、雰囲気がないような気
もしますが、２（３？）層構造の壮大なもので、日本一の私鉄の駅ですね。
関西の電車の顔を見に行きたくなりました。
by はーさん (2011-04-11 11:02) 

８００１の更新修繕が進んできてますので、だんだんと赤胴車は減少し、敵の塗装をしたものばかりになってきました。

バンドンカプラーは、近鉄乗り入れ時に全て交換したのではなかったでしょうか。ういきぺでぃあ厨が細かく解説していると思います。

＞サットンさん
ごめんなさい、阪急９３００にクオリティなんて全く感じられません。
地震の損害にＪＲに完膚無きまでに叩きのめされて兆の負債抱えて、新車作れなくなった阪急が必死の思いで作っただけという気がします。
内装だけは阪急の血統を引き継いでますが。


by なにわ (2011-04-11 14:22) 

■manamana様
ターミナルの構造は昔と変わっていませんね。ただし周囲の環境が・・・格調の高さがだんだん失われていくような、これは日本全体の問題かも知れません。
■サットン様
阪急のブランドアイデンティティは、時代が変わっても保ち続けてほしいものです。９３００は乗る気にさせる電車ですね。
■きんぎょ／中澤様
大阪でお会いできず残念でした。日曜早めに帰る必要があり、ゆっくり私鉄三昧できなかったのは記事のとおりです。来年は３日くらい滞在して見たいと思いました。
■はーさん様
関西私鉄の地盤沈下は深刻で、阪急も１０両編成の必要なしと、地元の方がおっしゃってました～ということは梅田駅が北に移転しなくてもよかったわけですね～今更言っても遅いですが。昔のドーム屋根はヨーロッパに来たようで興奮しましたね。
■なにわ様
バンドンカプラーの件、ご指摘ありがとうございます。早速記事の訂正をいたしました。
便利になる反面、私鉄の個性が無くなっていくのは残念ですね。関東に比べたらまだ増しですが。
by Cedar (2011-04-11 18:44) 

★やまびこ３様
★gorosan5670様
nice!ありがとうございます。


by Cedar (2011-04-11 23:03) 

私も先日久しぶりに河原町から梅田まで阪急に乗りましたが、
いつ降り立っても梅田駅は壮観ですね。
特急乗車だったので9300系を期待したのですが、
残念ながらロングシートの8300系でした・・・。
by あおたけ (2011-04-12 10:21) 

昭和42年の阪急3000形。バックの看板に写っている球団は全部なくなっちゃったのに、電車はいまだ健在。偉い！　上下２段組で「阪急編」「阪神編」の2つのストーリーがパラレルに展開するかんべむさしさんの「決戦・日本シリーズ」という珍小説を思い出しました。
by maipenrai (2011-04-12 15:58) 

　
ども！ 大阪でお会い出来ず、残念。

このテーマは僕が云々しなくても、皆さんの方が詳しいだろうし、ここは変なツッコミを入れるだけにしましょう。

阪神梅田駅の2枚目の写真に行き先案内が写ってますよね。
そこに「第83回・全国選抜高等学校野球大会が阪神甲子園・・・」と表示されてますけど、撮影日、4月9日ですよねぇ。
確か、大会が終わったのは3日だったと思うんですけど、Cedarさん、お家にアリバイ工作とかした憶えありませんかぁ？
怪しいなぁ・・・・
　
by Junior (2011-04-12 17:01) 

■あおたけ様
阪急京都線特急は時々ロングシートが混じってしまうのが興ざめです。
９３００～なかなかいい感じで衝動的にのってしまう寸前でした。でも十三まで往復？だって入場券で入っていましたから。
■maipenrai様
あの看板は期せずして時代を表していました。こういうことがあるから電車写真は面白いです。当時は鉄道と球団はホントに深い関係でしたが、いまや西武だけですね。
■Junior様
シルバーライナー担いで行ったのに、見ていただけなくって残念でした。
きましたね、やっぱり！これは電光掲示板のミスですよ、ほんとに・・・・｢阪神さんしっかりしてや！｣と記事に入れとけばよかったですね。

でも久々に阪神電車見られてよかった！
by Cedar (2011-04-12 18:16) 

★む～さん様
nice！ありがとうございます。
by Cedar (2011-04-12 18:17)